多くの人を惹きつける松阪豚のおいしさの秘密

 松阪豚は通常だと飼育160日~170日のところ、2か月ほど長い210日~220日という飼育期間を得て、大きく育ててから出荷されます。期間を長くしても手間をかけるのは、それが脂ののった一番美味しい時期だから。また松阪豚は山越さんが約50年の研究を得てたどり着いた最高品質の豚の掛け合わせだからこそ、臭みがなくきめ細やかな肉質と滑らかな脂質、噛むほどに感じる甘味と旨味が特徴です。更に飼料として与えられているのは、麦と大豆とマイロなどの穀物を玄穀(脱穀をせずにふすま付きのもの)の状態で使用、且つオーガニック飼料を混合しており、ゆくゆくは完全オーガニック飼料で育てることも視野に入れられているとのこと。ここまでこだわり抜くからこそ、東京の有名フレンチやミシュラン掲載店からも引き合いがあり、いわゆる食のプロにも認められ全国に出荷されているそうです。

 またお店では精肉店なのにお肉はほとんど並べられていません。それはフルオーダーカットシステムといって、ご注文頂いてからお客様の要望に合わせて、部位やカット方法、厚みに対応される方法を取っているからです。 そんな手間を惜しまない姿勢が地元の方たちの支持を得て、路面店にも関わらず訪問時はお客様が途切れることなく来店され、まさに人気店ということが垣間見えました。