松阪牛ならぬ、松阪豚!?一人の人生を変えた出会い

橋本社長は松阪市にお生まれになり、実家は酒屋さんで小さいころからお店に出てお手伝いをしていたそう。その後、アパレル関連の商社などに勤めつつ、地元で人気の焼き肉店にて掛け持ちでアルバイトをされるなど、橋本社長のバイタリティを語るエピソードには事欠かず、ご本人曰く「小さい頃から働いてないと落ち着かない」性分とのこと。そんな橋本社長と松阪豚との出会いのきっかけは、お婆ちゃんが知人の方からプレゼントされた松阪豚を食べたことでした。「頂いたブロック肉を、ステーキで焼いてくれたのですがその日は仕事で食べられなかった。翌朝、温めなおして食べたら、その美味しさに驚いて…。その時の感動がずっと忘れられず、生産者の方にお会いすることにまでなって。それが私の師匠の山越弘一さんです。」松阪豚との運命的な出会いを果たした橋本社長。松阪豚を一口食べた時の感動が、その生産者である養豚会の師匠の山越弘一さんとのご縁に繋がっていき、橋本社長の人生をガラリと変えていきます。

松阪豚は畜産家、山越弘一さんの手によって生まれました。山越さんは、20代のころに量産を優先させていく養豚業界を見ながら、安心・安全で日本人の口に合う、本当に美味しい豚肉を提供していくことを使命と考え「全国養豚経営者会議」(現:社団法人 日本養豚協会)を立ち上げ、現在まで生産手法や管理、畜産家の環境整備など日本の養豚業界の発展に寄与されてきた、いわば業界のレジェンドです。その山越さんにお会いした時、橋本社長は食べた瞬間の感動そのままに素直な思いをお伝えされたそうです。そうして、意気投合した山越さんの元で、勉強させてもらうことなった橋本社長。「肉のさばき方から、松阪豚の飼育方法や歴史について教わりましたが、胸が高鳴るほど楽しかった。運命だったかもしれませんね。」あっという間に1年後、独立して『まつぶた』をオープンされました。